fitsファイルが読めるようになる
天文界隈では普通のことのようですが、NASAが主導したfits拡張子がついたファイル形式
があり、現在、観望用カメラを制御しているShapCapというソフトウェアも、fits形式で
画像を出力する形になっています。
これが読めませんでした。読む努力はしていて、NASAのサイトにアクセスし、fits形式が読めるソフトだと言われるものをダウンロードしたり、あるいはfitsをjpegに変換できるオンラインサイトを試みたりと。
やっと今日、「すばる画像処理ソフト:マカリ」というものに巡り会い、画像を見ることが出来ました。実際にはfitsファイルを編集できるソフトもあるようですが、今日のところは無事に読めて、さらに既存の現像ソフトで扱えるpngとかjpegで出力できることを確認し、今までできなかった現像ソフトで色合い調整/ノイズ除去などができるようになりました。
オリオン大星雲の微妙な雲が浮かび上がっています。
使用鏡筒はΦ40㎜の小規模鏡筒なので、この辺りが限界。
こちらは同じオリオン座星雲を露出アンダー気味に撮影したもの。
1枚目の写真では明るく飛んでしまったところの細部が写っています。
私自身は写真撮影がメインでなく、「ああ違うのね」という程度にしておきたいと思っていますが、本当に美しい写真を撮る人は、露出アンダー気味で長い時間かけて撮影することにより、星雲の裾の部分も浮かび上がらせるように撮影しています。
奥が深すぎるのと、沼に落ち込まないようにしたいと思っています。




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