角煮/チャーシュー考
こちらはBIG-Cの豚バラブロック 赤み部分を削ぎ落しています。
こちらはMakroの豚バラブロック ほぼ同様に赤みが少ないです
一方こちら、ネットで検索した豚バラブロック(左、皮なし。右、皮つき)
ブッチャーというか、肉を捌く人の感覚なのでしょうけど、
タイの豚バラ肉って、ネットで拾う豚バラブロックと随分と違うようです。
タイだと、
・皮の部分が残った形で販売されていて、皮の下に分厚い脂肪が残っている
・赤みの部分はごくわずかしか豚バラブロックに残していない
どうなるかというと、ほとんどが脂肪の塊という豚バラが売られていることになります。
これを使って角煮にしようとすると、一口大に切って2時間、茹でますと、切り口から
大量の脂肪が流れ出し、結果的に白濁した白湯スープというか豚骨スープのようなものが
出来てしまいます。一応、茹でる前に、焼き目を付けて豚肉を締めるのですが、それだけで
流出は収められません。
実際はそのスープに醤油味醂等を入れて再度30分ほど茹でて完成させ、冷やして食べるの
で、スープはゼラチン状に凝集しそれも含めて食べれば、無事栄養素は回収できるわけです。
豚の角煮ってそういうものだと思えば、それはそれでいいわけです。
またタコ糸でしっかりと縛って茹でれば、脂肪の流出は抑えられるのでしょう…
でも、現時点でタコ糸をパタヤで見つけることが出来ず、さて、今後、どう進めるかと悩んでいるところです。
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