エレベータ マナー
エレベータの中というのは、人種というか、人となりというか、そういったものが如実に表れます。
私のコンドミニアムだと、長期滞在者だと欧米系が主体で、短期(数日~10日程度)
だと、一時期は中国人、今はインド人、中東系の方が多いです。
Covid-19真っ盛りの時は、ほとんど他人と乗り合わせることがなく、人によると、
エレベータホールで待っていて、二人目が来ると先に載せ、自分は一人で別の籠に乗る
という潔癖症の人もいたくらい。
パタヤは老人の街なので、用心には越したことない、ということなのでしょう。
今はそんなことしていたら、いつまでたっても乗れません
現時点だと、最盛期(中国人客わんさか)とまではいきませんが、コンド利用客も増えています。
上に上がる時は、大体、先に降りるわけですが、下に下る時、先客が乗り合わせている
ことが多く、後から乗る私は必然的に扉側に陣取ります。
一番下の共用階に籠が着き扉が開くと、「開く」のボタンを押して、先に降りるように勧めます。
欧米女性の場合だと、当然だ、みたいな形で降りていきます。
欧米男性は「いやいやお前から先に降りろ」と、ほぼ確実に譲り合い状態になります。
共用階からだと、上に上がる新しい客がフロアーに待っているので、お互いに譲り合って
いてもそれらの迷惑になるので、「じゃあお先に」と、扉に近い私が先に降りることになります。
これがタイ人だと、女性の場合だと、「ありがとう」みたいな若干のやり取りがあって降
りてくれます。男は余りそういう感じもなく、淡々と降りていきます。
インド人だと全くそういう気配もなく、まるでエレベータボーイがボタンを押して待って
いるかの如く、悠然と出ていきます。庶民的な格好をしている人たちなんですけどね。
ひょっとして、カーストとかでエレベータボーイは階層が違うとでも思っているのかな。
社会性がないというと語弊がありますが、海外だと「自分は敵ではない」ということを
示すのが、一番の身の守り方だと私は思っています。
始終ニコニコしていろとは言いませんが、最低限のコミュニケーションは必要だと思います。


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