タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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野犬にエサをやる是非

    良いサマリア人あるいは問題の一部?
 女性は野良犬や野良猫に10年間餌を与えています、、、という表題の記事


 タイ南部に住む女性が、野良犬や猫に10年間餌を与えていると報じています。
 彼女は「ジャイブン」であると賞賛されているようです。
 タイ語で寛大で親切なという意味です。


 彼女は毎日、天候がどうであれ30匹の野犬、猫にエサを与えているようです。
 また、時には獣医に持込み、避妊去勢手術の費用を払っているとのこと。


 彼女は50歳。自宅で針子として生活し子供は3人。
 子供は自活しているので十分なお金があり、労働報酬を犬猫に費やしています。
 1日当たり300バーツ、一度に15〜20キロの鶏の骨を購入します。


 記事では、「誰もがこのような人々に同意するわけではない」としています。
 この行為が、問題を悪化させると考えているとしています。


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 成田で自主隔離していた際、朝方、誰もいない山の中の公園に行くと、そろりと猫が
寄ってきました。誰かが猫にエサをやっているのでしょう。


 自宅で犬猫が飼えず、その人の精神安定の支えとして、エサを与えているのでしょうが、
まあ難しい問題ですね。


 タイの場合に問題を限ると、街に犬猫がいて、人々の給餌で生活しています。
 タイだと、狂犬病の問題もあり、ワクチン接種とか避妊をして、犬猫のコントロールが
出来ていればいいのですが、拙宅横の空き地のように犬が増えすぎているところもあり、
地域の問題になっているところもあります。


 タイは宗教上のお話もあり、犬が増えたからと言って捕まえて殺処分とはできません。
 地方の寺院に行くと、人々が持ち込んだ野犬で満ち溢れ、これらが番犬化して、
吠えられ噛みつかれそうになり、おちおちと参詣できない場合があります。


 路上や公園などにいる場合はいいのですが、ひとたび、寺院なり家で飼われると自分たち
の縄張りを意識するのか、侵入者に容赦しなくなります。


 私としては、寺院の犬を何とかして欲しいものと思っています。