タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

昨晩の観望

 昨晩も暗くなる19時半時点で、毛布のような雲が空全面を覆っていて、こりゃダメだ、
という状況であり、20時頃には床に入り、23時時点でもベタッとした曇り空。


 午前2時半にアラームを掛けたつもりで設定がまずく、目覚めたのは午前4時。 

 ちょうどSMC(Small Magellanic Cloud、小マゼラン雲)が南中する時間帯で、
10倍×70㎜双眼鏡で探索しましたが、高度が低いのと南の空に薄く雲があり確認できず。
 周辺の恒星の並びは確認できたので、電視観望なら見えそうであり明晩以降、
再チャレンジします。


 SMCは大マゼラン雲(LMC)とともに、我が天の川銀河に随伴する銀河です。
 赤道に近いパタヤならではの南天の観測対象なので、ぜひ、見てみたい対象の一つです。

 スカイウォッチャー製Mak127。
 口径127㎜、焦点距離1500㎜のマクストフカセグレン屈折反射望遠鏡です。


 従前から使用しているΦ72㎜屈折望遠鏡を土星に向けたところ、微かに輪っかが見えた
ので惑星観望に最適なMak127をセッティング。


 明け方が迫っていたので、モバイルポルタ経緯台に載せて導入。
 倍率は150倍にしましたが、視界からすぐ出てしまうので追尾が大変。
 土星を肉眼で見たのは50年ぶりくらいは言い過ぎにして、45年は経っていそう。


 経緯台であり、微動はありますが上下/左右2軸のクランプを動かしながら追尾するので、
忙しないこと忙しないこと。

 自動追尾経緯台のセッティングはしませんでしたが、アライメント画面を出して確認。


 アライメントで使用する明るい星のリストが出てきます。
 木星は天頂付近なので見えませんが、アケルナル、アルタイル、土星、フォーマルハウト
辺りは無理なく望遠鏡を向けられるので、この辺の星を使ってアライメント調整が出来そう
なことがわかり、一安心。

 最後、天頂付近に月が出てきたので、バルコニー手摺から乗出し気味に撮影。
 手摺ギリギリだと望遠鏡を設置できないので、これはNikon CP950で撮影。


 月の横に木星がありました。27階バルコニーからだと北天/東天が見えるので、そのうちに27階に遠征して木星観望したいと思っています。