昨晩は午前2時に目覚め、朦朧としたままバルコニーに出て星を確認。
　そのまま観望の準備。
　最近はルーティン化しており、眠いから嫌だとか、疲れているからなどという感情を
　体が無視して動くようになっています。
　機材を準備してしまえば、あとは星を観るだけ､､､

　まだ望遠鏡架台の不具合は直っておらず、双眼鏡の準備。
　ターゲットは我が天の川銀河に寄り添う25個の「伴銀河」の一つ、小マゼラン雲。

　南のうお座の一等星フォーマルハウト。
　つる座の二等星アルナイル。日本からギリギリ見えるようです。
　エリダヌス座の一等星アケルナル。熊本以南でしか見えません。

　こういった星を頼りに小マゼラン雲を探します。
　時間的には小マゼラン雲が南中している（真南で高度が一番高くなっている）はず。

　しかし今日も✕。雲もあり、また最も高くなる南中時点で仰角4度。

　SMCが小マゼラン雲、Small Magellanic Cloudです。

　自動追尾望遠鏡であれば、光害カットフィルター併用で、微光をパソコン上で重ね合せ
　星雲の形が見えたかもしれません。

　10倍Φ70㎜の双眼鏡で探索しましたが、もしかしたら明るすぎるのかも？
　試しに8倍Φ33㎜の鳥用双眼鏡で見ると、何となく見えたような､､､
　双眼鏡の明るさは口径で変わり、Φ70㎜は明るい双眼鏡ですが、
　明るいが故に空の明るさも拾ってしまい、星が埋もれてしまうのかも？

　明晩以降に備え、望遠鏡の組み替えを行ってみようと考えています。