逃亡ナイジェリア人の顔が出ています。
　タイでは今年6月から、個人情報保護法が施行され、顔写真は出なくなっています。

　今回の場合、二次感染を防ぐために、一刻も早い逃亡者確保が必要との判断での顔出し
しているのでしょう。ちなみにパスポート情報はほぼすべて公開されています。

　逃亡者は1月時点で滞在許可が切れているので、半年程度の不法滞在中です。
　自己申告でない不法滞在だと、90日以上1年未満で5年間のタイ入国不可になります。
　ちなみに罰金は1日当たり500バーツなので10万バーツくらいですね。

　今回の場合、カンボジアに不法越境しているので付加的な刑事罰も課されるのでしょう。

　ナイジェリア人はプーケットの自宅コンドミニアムから、
白いホンダHRV車で出発しています
　電話で呼び出した知り合いなのか、あるいはまったく事情を知らないタイ人なのか。

　地図はプーケットから1100㎞離れた、サケーオ県のカンボジア国境付近の地図です。

　左上の住宅密集地はカンボジアのポイペトです。
　右下の赤付近でカンボジア越境をしています。

　ここにはタイカンボジアフレンドシップ橋が架設済みで、現在、税関施設等を建設中です
　橋そのものは通行できないので、橋の脇から川を泳いで渡ったようです。

　越境すると、カンボジアの主要国道5号線まで2㎞ほどなので、
タイ側から連絡しておいて、車を待機させていれば、密出国/密入国もできそうですね。

　こちらは記事に載っていた説明図。
　左写真で、フレンドシップ橋に近づき、左折
　右写真のところから川に近づき、川幅20mのところを渡ったようです。

　どこまで携帯電話の電波で追えるのかわかりませんが、
当然のことながら、タイ保健当局からの電話には出ないようです。