天文界隈のSNSとかブログを見ていると、自らを「星空案内人」と名乗る人がいて、
洒落た一般的な名称なのかなと、今まで思っていました。

　「星空案内人」には資格認定制度があって、各地の天文台、大学、天文同好会、自治体等
が、それぞれのメニューで、星空や宇宙に関する知識、あるいは望遠鏡操作などの実技を
講義講習し、レポートを提出して資格認定されるようです。

　資格認定のための講義/講習を行っている実施団体があり、資格は「案内人」、
「準案内人」に分かれるようです。
　従前は面前での講習、実技講習だったようですが、現時点ではZoomなどを活用した
リモート講習が多いようです。

　市や県が市民県民を対象にした地方自治体ベースのものや、日本旅行などの旅行会社が
パック旅行化したものもあり、3日間ほどの集中講座が主体のようです。

　「案内人」は全国で1200人余り、「準案内人」は5600人ほど。
　やる気さえあれば、合格する資格のようです。

　上記が実技試験の一つですが、有名な星団、銀河、星雲、二重星から当日の空で見える
ものを選んでレーザーポインターで指し示すというものです。
　これなら私も、講習を受けなくても答えることができます。

　資格取得のためのレポート書式が公開されていて、6題中5題正解のような具合で合格水準
が決まっています。
　現時点で資格を取得する気はありませんし、取得できる環境にもありませんが、講習資料
が公開されているので、ざっくり勉強したいと思っています。