昨晩の星見
今、パタヤは午前9時ですが、真っ黒な空で強雨です。
朝3時ごろから強い雨雲がパタヤ近郊にあり、今朝の鳥見は中止。
昨晩、いつものように曇り空でしたが、月は雲を通して見えていたので、前の晩に引き続き「賞月観星」という雅な名前の会社が作っている最高級接眼レンズを調整することに。
機材をとっかえひっかえして、写真撮影と眼視観望をしました。
雲がどんどん移動するのでタイミングが勝負です。
結局、写真撮影だと超望遠の鳥用カメラで撮影したものがベスト。
眼視観望だとΦ72 L400の非常に明るい屈折望遠鏡で見たものが最良となりました。
初期設定。
望遠鏡はΦ127と5㎜接眼鏡で月面の眼視。
先端が長く伸びていますが巻き付け型の遮光フードです。
300倍なので拡大しすぎなのか、コントラストが出ず組み換え。
写真はお手軽に鳥用カメラで。後ろの方についている月面写真はこの時のものです。
Φ72㎜に天頂プリズムを付けて「賞月観星」謹製の接眼鏡で月面観望。
この直前は天頂プリズムなしで見ていましたが、驚くべき解像度。
倍率は80㎜で、もしかしたら生涯で見た月面の内、
一番キレキレの月面だったかもしれません。
写真は記録として残せるのでいいのですが、
自分の眼で直接天体を見る「眼視」とか「観望」は一期一会のようなところがあり、
脳裏に深く刻み込まれます。
それを人は感動体験とかという言葉で言い表すのかな。
最後、Φ127にSonyボティを付けて直焦点撮影機会を狙いました、、、
カラヤンのFrom the new worldを1周半聴きましたが、
結局、雲から出ず、午後10時過ぎ撤収。
一瞬の隙間を縫って月面撮影。
今晩は、日々月齢が変わる中で、欠け際のクレーターが一番よく見える日です。
「月面X」とか「月面V」と呼ばれる地形が見えています、さてどこに見えるでしょう?
正解は次の写真。
本当はもう3時間ほど前の方が、XもVもはっきり見えたようです。
Xの方は時間が遅れ余計な線が写り込んでしまっています。
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