50年前のレンズの復活
手元に中学生の頃に使っていたNikon F2用の135㎜F3.5レンズがあり、これを電視観望に使えないか、、、という検討。
前提というか、当然、通常の最新式カメラは所持しているわけです。
ではなぜ、50年前のレンズなのかということですが、
① 一般に市販されているカメラはHα領域の波長をカットするフィルターが組み込まれており、例えばオリオン大星雲などが写りにくい ⇒ 天体用カメラを使いたい
② Sonyミラーレスレンズは焦点位置が短く、天体用カメラが取り付かない
ということで、機器の接続
・約50年前のNikon 135㎜レンズ
・望遠鏡用接眼鏡アダプター
・天体用カメラ
です。
取りあえず簡単に出てきたのがこの望遠レンズですが、本式には標準~広角レンズでの撮影になります。
手持ちだと揺らつくので望遠鏡架台に載せて海上11㎞先のラン島に向けているところです。
見てくれは悪いですが、ガムテープでレンズとアダプターを固定して、ついでにスポンジ材で高さ調整。
一番心配なのは焦点が合うか?ということです。
この前段階で、望遠鏡アイピースで覗いたところ、レンズの焦点リング内で合焦しているのが確認できました。
・天地がズレています。
・天体用フィルターが付いているので色がヘンです
しかし、11㎞先の風景でピントが合いました。多分、星でも合焦すると思います。
ということで実験成功。
Netでみると、1万円以下の旧式レンズで肉眼では見えない星雲が写り込んだ星座写真を楽しまれている方が多いようなので、私もこれから手作りにチャレンジします
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