月食ロケハン
11/8の皆既月食に向けて27階展望台でのロケハン。
iPadの方位針アプリが当てにならないので方角が定まりませんが、一応、北極星のある位置は事前に確認しており、東の方角は正面の新設コンドミニアムの方向。
いろいろ考えて、
① 固定カメラで連続写真を撮影する
② 小型望遠鏡 or 望遠レンズ使用カメラで皆既月食中の月面を撮影する
ことを考えています。
日本では皆既月食と同時に天王星掩蔽も見られますが、タイでは時間的に厳しく、月食だけかな、と思っています。
①の固定カメラ撮影だと、どの画角にするかが課題になります。
最初の写真が24㎜の画角で上掲の画角が50㎜の画角です。
地上風景を多少入れながら、空は上空まで入れたいので、35㎜程度の画角が良さそうです
固定カメラ用のカメラをどうするか、ちょっと悩みましたが、現時点はSony α1+24㎜F1.4広角レンズを使い、画角調整は全画素超解像ズームで調整しようと思います。
となると、②のカメラをどうしようかと、、、
望遠鏡だと、望遠鏡本体、経緯台+三脚、天体用カメラ、携帯パソコン、モバイル電源、その他が必要。あとイスとかも。
面倒だなと思う反面、これを嫌っていると、南~西方面しか見えない拙宅からだと、北天の星を見ることができなくなるので、この際、電視観望機材を1セット移動しようと思っています。
ちなみに、これは月食が終わりかけた頃の空です。
月食の日は満月なので、月食が終わった時点で月は満月の明るさになり、周辺の星々を消してしまいます。
ただし、皆既月食中は月の光も弱くなり、月から離れれば星雲星団の電視観望も可能かなと思っており、プレアデス-すばるや、アンドロメダ座銀河、北アメリカ星雲などを合間に見てもいいのかなと。
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月食観測24時間前。
前日夕方、曇り空なので月は出ていないだろうとは思うものの、27階展望台へ。
思っていたより左方向に月が上がっていたので、やっぱり事前調査は必要だなと。
わかったこと
・24㎜だと横使い、倍の48㎜相当のズーム画角だと縦使いになる
・上掲の写真で1/160程度の露光。
1/80にすると地上の景色が明るすぎるので、この程度の露光時間でしょうか
・Sony α1のインターバル撮影は、最大間隔が60秒なので1分ごとにシャッターを切ることにして、写真合成時に適当な撮影間隔の撮影コマを選ぶようにする
+++計算
月の視直径は0.5度
月は1時間に15度天球上を移動
2分間で直径分移動
4分間でちょうど直径分空いた形で重ねることができる
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