タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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惑星状星雲

 星雲の種類の中に、惑星とは全く関係がないのに惑星状星雲と呼ばれている種があります


 太陽質量の1倍~8倍程度の恒星、、、太陽も含まれます、、、が、時間が経つと衰えていき、大きさは膨れ上がっていきます。今から50億年後、太陽の直径は地球の軌道くらいまで大きくなり、多分、その時点で高温により地球は蒸発しています。


 その後、太陽内部の重力バランスが崩れ急激に縮小し、縮小する過程で太陽の外層部が吹き飛びます。吹き飛ばされたものはガス状になって広がっていきますが、この時、中心に残る星(白色矮星)から強烈な紫外線が放出され、ガスは電離して光り輝きます。


 中心星の周りのガスが惑星のように見えるということで、惑星状星雲と呼ばれているようです。

 上記は従前からまとめていた資料を色塗りしたもの。
  青は今の季節に自宅ベランダから観望できそうな惑星状星雲
  ベージュは27階展望台から観望できそうな惑星状星雲
  ◎はΦ72㎜L400㎜ 屈折鏡筒で十分観望できるもの
  〇はΦ127㎜L1500鏡筒で観望可能なもの


 惑星状星雲は、所詮、一つの星のエネルギーだけで光っているもので、遠くのものは見えないため、太陽系から近い距離にあり距離は数千光年程度、天の川銀河内の星雲です。


 上表で午後9時頃だと「亜鈴状星雲」、「土星状星雲」、「M57リング星雲」が見えるので、まずはこの辺から電視観望したいと思います。