電子観望日記(初日~10日目まで) (一年前)
1年前、日本一時帰国で望遠鏡セットを購入してタイに持ち帰り、手探りで電視観望に取り組んだ日々。
何となく、1日目から10日目まで簡単な日誌をつけました。
スタートダッシュの大切さを感じます。
11日目以降、曇りが続きましたが、夜空をチェックする習慣だけは身に付き、星が見えれば機材を出す、、、すぐに曇ってしまってもそれを続けるということだけは続きました。
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第1日目
・望遠鏡の組立
・配線
⇒ 望遠鏡でシリウスを見て、PC画面に星が写った
第2日目
・自動導入ソフトSynScanで2スター・アライメントに成功
⇒ オリオン大星雲(M42)がほぼ画面中央に導入される
・画像合成ソフトShapCapでM42撮影
⇒撮影できたがノイズ多数、露出時間/感度設定がめちゃくちゃ
第3日目
・2スターアライメントで、シリウス→スピカを設定
・露出/感度の見直し
・ShapCapの変なところを触ったらしく、アップグレード版のShapCapProが起動する
「金を払わなければ画像は記録できない」という表示が点灯。
⇒ 念願のイータカリーナ星雲を見ることに成功したが、記録できないので画像無し。
第4日目(電視観望は休止)
・午後20時、午前零時に空を確認するも雲。
・朝3時半に目覚め、27階までいって惑星直列を撮影。
第5日目
・アライメント設定作業は短時間で出来た(カノープスとアルデバランで導入)
・オリオン大星雲、馬頭星雲、バラ星雲、イータカリーナ星雲をみる
馬頭はほとんど見えず、バラは何となくバラの形。イータカリーナはverygood
・観望時間中(1.5時間)、導入精度は落ちなかった(非常に精度よい)
・データ保存を「.fits」拡張子で保存してしまい、開けられない
fitsはNASAが開発した天文データ用保存ファイル形式
第6日目
・AZ-GTi経緯台の導入精度にほとほと感心する
第7日目
・露出時間を30秒とし、ゲイン(=感度)を100~400の間で変化させた
・オリオン大星雲、ηカリーナ星雲はGBPフィルターに合いそうだが、
馬頭星雲やバラ星雲はあぶり出しが効かない
第8日目
・午後7時半から強雨、深夜もおさまらず。朝も雲多く星見えず。
第9日目
・最初はシリウスしか見えず、そのうちベテルギウスが見え始めたのでアライメント開始
・オリオン大星雲はかろうじて電視観望できましたが、馬頭星雲、バラ星雲、
イータカリーナは雲の中、1時間ほどで終了。
・今晩からホワイトバランス調整、赤青緑の波長調整を実施。
第10日目
・午後大雨の後、晴れ間が一部見え、夜7時半段階ではオリオン三ツ星も見えたくらい、、、
⇒ 8時過ぎには雲がかかり、雲越しに星は見えるが赤い散光星雲(バラ星雲)は見えません


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