Star Adventurer赤道儀稼働確認
昨晩は雲が大半を占める夜空の中、2時間ほど赤道儀の調整作業を行いました。
以下の操作はwifiを使ってiPadで操作しています。
最初の段階でピント調整さえしてしまえば、望遠鏡の傍にいる必要はありません。
望遠鏡を寝室正面のベランダに設置し、ガラス引き戸を閉めた状態で、ベッドでiPadを操作可能でした。
アンテナの調子如何ではありますが、1.5M/s程度の伝送速度が出ましたので、エアコンの効いた寝室で寝そべりながら星雲星団の観望が可能です。
昨夕、珍しく、、、というか金星も見えないどんよりとした曇り空で早々に就寝。
11時半に目覚めて空を見ると、月は雲から出たり入ったり。
ただ西の空にアークトゥールスがみえ、南天にさそり座アンタレスがあり、雲間を狙えば赤道儀の作動確認ができそうなので早速、Star Adventurer GTi赤道儀を組立。
昼間、太陽観察に使用する赤道儀です。
太陽観察が終わればベランダ側に移動し、鏡筒を載せてみてバランス等を確認しています、、、実際には雨が心配なので、一度載せて、確認の後、鏡筒は外しますけども。
AWO純正赤道儀で、ZWO社ASIAIRの作動は確認済みです。
懸案事項として、このスカイウォッチャー社製赤道儀で純正赤道儀AM5同様の作動を確認するというものがあり、昨晩はこれを実施。
まず最初に、赤道儀を概略北に向けてスタートし、目標天体に近づいたところで、プレートソルビング(内臓コンピュータが記憶している星図情報と照らし合わせ、鏡筒を目標天体に導く作業)ができるかどうかの確認。
実に難儀しましたが、条件さえ整えば、30秒少々でできました。
① 地上遠方で確実にピント合わせしておく
② 目標天体付近に雲がなく星が見える
は最低条件です。
写真はアークトゥールスを導入したところ。
西天のアークトゥールスと南天のアルデバランだと天空で90度以上離れていますが、何度か行ったり来たりしてもほぼ確実に導入できていました。
目標天体が見えていても、周辺の星が見えないとプレートソルビングできないので、どのくらいの範囲が見えていないとダメなのか、この辺はよくわかりません。
写真はさそり座アンタレス近くのM4球状星団です。ピントが合っていません、、、
下半分がボアッとしていますが、雲です。
月の導入は難しいです。
これはGOTO Moonで月近くまで動かして、その後、ファインダーを使って手動で導入したもの。
月は多少雲があってもよく見えるわけですが、月の周りの星は月で消されかつ雲に負けるので、自動には導入できませんでした。雲がない状態で再確認が必要です。
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