11日ぶりの星見
星を見る=電子的に星を見るということで、電子ファイルが自動的に生成されるため、いつ星を見たかが分かる仕組みになっていてます。
昨晩は11日ぶりの星見、夕方時点で雲半分という感じ。
そして月が昇ってきました、、、月を見る場合には当然すっきりとした月を見たいのですが、星空を見る場合は月は大敵。
このところ昼間は天体望遠鏡関連の電力消費を調べています。
望遠鏡に付いている赤いタバコ箱(ASIAIR)を使うと、天体観望をシステマティックにでき作業は楽チン。
このASIAIRは配電盤の役割もあります。現時点での検討結果では、天体カメラ/赤道儀の電力供給をASIAIRで統合的に配電できるほどのポータブル電源を現時点で持ち合わせておらず、カメラ/赤道儀/ASIAIRをそれぞれ単独の電源で賄わないと一晩持ちそうにないというのが結論。
中央の大きな緑丸はNGC5746銀河です。銀河はかすかに見えています。
通常の電視観望でもこのようなアノテーションを入れることは可能ですし、この銀河を画面に導入する際に使用しているプレートソルビングもアプリを組合わせれば可能ですが、前述の赤いタバコ箱を使えばオールインワンでそのまま使えるので、少なくとも電源について心配することのないベランダからの観望であれば、赤い箱を使ってiPadで見ることになります。
いて座のM8干潟星雲です。
11日ぶりの星空観望ですが、現実としてはさそり座アンタレスが見える程度、銀河なんて全く見えません。全体的に薄雲も広がっていて、星が見えないのはパタヤの光害だけではない状況。
これは前回日本帰国の際に買い求めたHaとOIIIの2つの波長のみを透過するデュアルバンドフィルターを用いています。半値幅7nmの狭い透過帯域です。
赤い星雲/輝線星雲は上記のような特殊フィルタを使うと、パタヤの光害に負けることなく、そして月も無きがごとく、星雲が浮かび上がってきます。
M20三裂星雲です。
使用したフィルターは青い光を通さないので、本来であればこの赤い星雲に付随する青い星雲があるはずなのですが、写っていません。そういった意味で善かれ悪しかれ。
途中から雲が出て撮影した枚数の多くを削除しました、、、この日の赤い星雲はこの2枚のみです。
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