タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

オリオン座見える

 昨晩1時半過ぎ、寒くて目が覚めました、、、気温26度。
 瞬間的に「北の高気圧が張り出したのだろう、、、」と。
 北の高気圧=空は晴れなので起き出して空を見ると、いつもとは違って南東方向の空が晴れているようで星がぽつぽつ見えます。北風が吹いていないので北方高気圧ではなさそうですが、星が見えれば即、望遠鏡の準備。


 双眼鏡でも確認しましたが南~西は✖。
 いつもは西側に望遠鏡を展開しますが、昨晩は東に寄せてセッティング。

午前2時前の空
 日本では地平線ギリギリに見えるカノープスが南東に、日本では見えないアケルナルが南西側に見えます。二つのビルの間が南です。


 この時点でカノープスの高度が15度程度なので、全天で2番目に明るい星とはいえ、空は下の方まで雲がないということがわかります

これは撤収時点での空。
 オリオンがほぼすべて見えます。ちなみに、昨晩はオリオン座流星群の極大日であり、幾つか長く尾を引く流星が見えました。


左上の明るい星がシリウス。
左下はカノープスで南中を過ぎたあたり、高度で16度程度。
こうやって見ると当たり前と言えば当たり前ですが、低空は光害で白くなっています。

 最初は無難にΦ72㎜で星団を電視観望
 これはおおいぬ座のM41。肉眼でもぼんやり見えるといわれています。


 IC2391、NGC2451、NGC2547等も見ましたが。低空であり、星の数が少ないので、このM41に比べると見劣りします。

 4時頃から木星がベランダの庇から出て来たのでΦ202で練習。赤道儀の設置があまりにもいい加減だったらしく、ドンドン視野から木星がズレていきます。空が明るくなっていくので、設置精度に手を抜きました。


 また従前は焦点距離400㎜とか700㎜だったのが、これだと2032㎜であり視野が狭くかつ倍率が高いので、ズレ量が大きくなります。

 昨晩は木星を動画で撮影すべくいろいろ試しましたができず。
 前回、、、といっても8月ですが、この時は土星を対象に、苦もなく動画撮影ができたのですが、昨晩は何度試みても✕。
 一枚写真でもかろうじて縞は見えますが、合成しないとより細かい模様は見えません。
 ちなみにこの木星は衛星を写すために露出過大でシマは見えません。