タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ警察 犯罪を犯した外国人の国籍を明らかにせず

 SNSの英文を読むと、ちょっとわかりずらい表現になっています。
 趣旨としては、ある国の大使がタイ警察に対して、「タイ警察は事件が起きた直後、まだ容疑者段階なのにその外国人犯罪者の国籍を明らかにしているが、それは自国の栄光ある姿を傷つけることだ」とクレームを申し立てたようで、
Royal Thai Police orders officers to stop revealing nationality information of foreigners arrested to the media
 タイ警察本部は、自らの地方出先機関に対して、容疑者の国籍をマスコミに開示しないように指示をした、、、ということのようです。


 タイは、ほんの1年前まで、逮捕された容疑者の人権はほとんど無視され、まだ捜査も完了していないのに、外国人の場合だと顔写真、国籍、氏名、年齢、パスポート情報(パスポートの画面)をマスコミに対して公表し、マスコミはこれを一般に公開していました。


 ここ1年ほどで法律が施行され、例えば逃亡した容疑者の自動車ナンバープレートなど、犯人/容疑者が特定されかねない情報については、墨入れして開示するようになりました。ただし、男女/年令/国籍など、容疑者を特定しない情報については、依然としてニュースに流れており、警察がこれらを公表しているものと思われます。


 タイ警察によれば、この命令は「タイの法廷で審理され有罪判決を受けた事件には影響せず、公判前の逮捕と処理のみに影響を与える」とのこと。


 ということは、今後、法廷で罪が確定するまでは、何らかの罪を犯した外国人は、その国籍を明らかにされることはない、、、ということになります。

 例えば、これは今日流れたパタヤではよくあるニュースで、スウェーデン人がパタヤビーチで銃器と麻薬を所持していたという内容ですが、今後はこの「スウェーデン人」の部分が開示されない、ということになります。


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 日本だと、事件があった当日のTVニュースで、〇〇国籍の、、、と報じられると思います。
 今後、タイは、日本よりも厳しい個人情報保護下になるようです、、、???