公園局長 人事権で賄賂要求
国立公園/野生動物植物保護局長が収賄の疑いで逮捕
彼の事務所の部屋から500万バーツ(約2000万円相当)の現金の束が発見されました。
告発は元ケーンクラチャン国立公園所長が行ったもので、局長から50万バーツの要求がありこれを拒絶したところ、地方の部署に左遷させられたとのこと。
また人事権をたてに、同局の様々な部門に対して予算から自分への見返りを要求していたとしても告発されているようです。
所管する天然資源環境大臣は、告発された本件以外について、局長の不正行為は知らなかったとのこと。
なお彼はすべての容疑を否認。
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日本で言えば、平安時代の貴族の状況というか、江戸時代の幕府役人というか。
見返り前提で官職を求め、あるいは要求する。
多分、大なり小なり、そういう慣習があり、その中にどっぷり漬かっていると、善悪など分からなくなるのでしょう、、、そして、実際にはこの局長は歯車の一つで、集められた金はまた局長自身の身分を確保するために、ばら撒かれているのでしょう。
この局長はやり方がちょっとあくど過ぎただけだと、思ってしまいます。
自分の席で捜索を見守る局長
部屋の中から続々と現金1000バーツ札の束の山が見つかる。
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