タイの売春婦「保護」法
タイの売春婦たちは、何十年も法的保護なしに性産業で働いています。
・売春は違法であるため、性的サービスを提供する場所は保健所等の登録がないため、衛星と安全の規制対象外で、病気やけがなりやすい
・違法であるが故、場所の所有者は役人に対してテーブルの下で金を支払わざるを得ず、その金は売春婦からの窃取で得ている
・バーのオーナー等は、毎日出勤することを求め、1日か2日欠勤すると重い罰金を科すところもある
新しい法案は1996年の売春抑止法を廃案とし、売春を合法的なものとすることにより、売春婦を保護し生活の質向上をはかるというもの。
売春が合法化されているオランダやドイツの方例も参考にしているとのこと、、、現在15か国で売春は合法化されているようです。
法案の概要として
・売春婦およびその顧客は18歳以上であること
・売春婦と売春を行う場所の経営者との契約は書面で設定する
・売春婦は拒否する権利を有する
・経営者はライセンス取得が必要となる
罰則
・15-17歳の未成年者と性交渉を持った場合、1 年から 3 年の懲役と 2 万バーツから 6 万バーツの罰金。これは未成年者が同意しても罰則が適用される
・15歳未満の未成年者と性交渉を持った場合、2 年から 6 年の懲役と 4万バーツから12万 バーツの罰金
・未成年者を受入れた経営者にも罰則。さらに親または保護者が取引に関与した場合は5 年から 15 年の禁固刑と 20 万バーツから 40 万バーツの罰金と厳罰化されます。
タイでは基本的に政府提出の法律が多いですが、これは政府提出でありますが、野党の一部からも賛意が示されているとのことで、早ければ来月中に成立するとも。
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