昨晩の星見
今朝の天候判断は正解であったようで、パタヤは夜すっきりしない空で、夜半から曇ってしまいました。
水平にして北に鏡筒を向けるのが初期位置ですが、この後、望遠鏡を反転させて南~西に向ける際、三脚を手すりに寄せると望遠鏡鏡筒のお尻が手すりにぶつかります。
一法として、鏡筒を前方側に移動させたりドローチューブを押し込んだり、また天体カメラを取り除く方法があり、このように三脚センターポールを持ち上げる案などがあります。
一度、望遠鏡の回転が終わり、南なり西に鏡筒が向けば、以降、手すりが邪魔になることはないので、センターポールを持ち上げる案がいいかな、、、と。一旦、観測方向に望遠鏡が向けば、センターポールを縮めてしまえばいいわけです。
三脚の水平さえ出しておけば、センターポールを縮めても望遠鏡アライメントには影響が出ないはず、、、とこの写真を見て思いました。
日暮れから数時間、西の空に月が見えたので月面観察。
日暮れ直後でもベランダ庇からギリギリ見える仰角。
この日は、赤い六角形のPlayerOne社Neptune C Ⅱカメラでの検証が目的。
センサーサイズは小さいながら2.9μm✕2.9μmと微細な画素であり緻密な画像が期待できるもの。
前日まで星雲星団用に明るくかつ広視野にするために使用していた✕0.8倍のレデューサを除き、本来の焦点距離714㎜に戻しています。月面撮影なので幾らかでも倍率が稼げればというつもり。
鳥用カメラ、SONYα1でT/C1.4と4倍全画素超解像ズームを使って、焦点距離3360㎜相当に拡大した月面写真。全体は入らないので部分切り出し。
さすが5000万画素のフルサイズセンサーとしか言いようのない緻密さ。小さなクレータがきれいに見えています。
天体カメラPlayerOne社Neptune C Ⅱによる月面。
なかなか頑張っているなという感じです。SONYとの価格差1/20の頑張りです。
こちらNeptune C Ⅱは7.9㎜×4.5㎜センサ、SONYα1と比べると面積は1/24しかありません。フルサイズ換算だと焦点距離3398㎜相当。
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今考えれば、同じ状態でいろいろ試せばいいのですけれども、、、
・フォーサーズセンサのZWO社天体カメラとの比較(2倍/3倍バローレンズ併用)
・フィルタの変更(現況:IRカットフィルタ ⇒ IRパスフィルタなど)
SONYカメラの方はこれ以上の向上策はないので、望遠鏡+天体カメラで追いつき追い越せるのかが、今後の実験課題になります。
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