タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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戦場に架ける橋 補足

 タイ人の方の投稿があり、泰緬鉄道最後の結節点となったクワイ川橋(戦場に架ける橋)に平行する木造橋梁についての情報があったので簡単に取りまとめ

・泰緬鉄道の開通式は1943年12月25日
・上記鋼製アーチ橋に平行する木橋は1942年11月に建設開始、43年2月に完成
・この橋は建設工事資機材を対岸側に送るために作られたもの
・写真の本線橋は7カ月かけて1943年9月完工
 (すなわち木造橋完成がして対岸側からの本橋工事も急速に進んだ)
・泰緬鉄道の運行開始は1943年10月25日


 FBの投稿者は運行開始と開通式のズレを、泰緬鉄道完成に合わせて現地視察に訪れた下田信夫将軍(Google翻訳なので漢字の信頼性は低い)搭乗の飛行機が墜落したからとしています。


 また筆者によれば主要な7つの橋梁の内、ビルマ国内の6橋は戦後に撤去されたので、現在残るのはこのクワイ川橋のみとのこと。

 筆者は、開通式を1943年12月25日に設定した理由として、タイ南部クラ地峡に設けられた延長90㎞のクラ地峡鉄道の完成日だったからとしています。
 図はクラ地峡線の地図。図中右上にチュムポーンの街があり、左側対岸側は深い入り江があってアンダマン海側に抜けられます。


 最後、筆者はこのクワイ川橋についての呼称について列記しています。
1. クワイ川に架かる橋
2.クウェーヤイ橋
3.メークロン川に架かる橋
4. ターマカム橋
 ターカムは架橋地点の地名。
 英豪の捕虜たちは、Tha タマリンドと呼んだそうです。
 Thaはタイ語で渡船場(多くは川の港)であり、マカム(マーカム)は果物のタマリンドの意
6. 橋 277 (1944 年以前に連合国空軍によって命名された)
7. Q654 ブリッジ (1944 年に連合国空軍が命名)