葬式の席順で殴り合う僧侶
火葬場で僧侶が口論、殴り合いのけんかになったというニュース。
一方の僧侶によれば席順を巡る争いであったとのこと。
寺院の住持は二人は前世からの因縁で殴り合ったのだとし、喪主は悪いカルマ(輪廻)を恐れるので訴え出るなどのことはしない、、、とのこと。
日本って、葬式の際にお坊さんを呼んでも大概一人ですよね。
タイだと10人くらいずらっと来ます。
一つの寺院で修行?している僧侶全員を呼んで読経してもらい、食事を用意してお布施をするというのがタイの一般の形式で、この殴り合いのあったのは火葬の際のこと。
タイで富貴の人が亡くなると喪主が入れ代わり立ち代わり3回とか5回とか、何回も葬儀を行い、僧侶たちを接待します、、、僧侶に布施を行うことは亡くなった人に対しても、また布施を行う人にとっても、現世利益があることなので。
ちなみに火葬場は集落内にある寺院で、火葬場の前には屋根付きの待合所みたいなものがあり、遺体が焼き上がるまで集落の関係者たちはそこで待つようです。
煙突の高さは10mほど。煙も臭いもやってきます。
日本人的には居た堪れないものがあります。
そういう場でけんかをする、、、修行が出来ていないわけです。
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