タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国鉄、バタバタ

つい先日、4/29の記事。
SRT(State Railway of Thailand)タイ国鉄からニュースリリースがあり、政府の移動抑制方針に従って鉄道ダイヤを間引いていたが、混雑が激しいので8つの列車運行を再開するというもの。


Currently there are only 12 trains running to northern and eastern provinces, making the platforms and trains crowded, as a result SRT is unable to enforce social distancing
現在僅か12編成の列車が、バンコクとタイ北部・タイ東部を運航しているにすぎず、プラットフォームや列車が混雑し、SRTとしてソーシャルディスタンスを確保できない


 上記、言っていることはわからないでもありませんが、冷たく、「じゃあ、入り口制限すれば?」と思ってしまいます。


 もともと、タイ国鉄のダイヤはスカスカで、運賃が安いということもあり、バンコク近郊ではちょっとした混雑になっています。Covid-19対策で競争相手のバスが間引かれたり運休しているので、現状、国鉄側に客が移ってきているのだとは思います。


 状況的に見て、列車本数を増やせば、さらに客は国鉄側に移動してくるだけで、仮に10分おきに列車を走らせます、、、と言われれば、混雑はないでしょう、、、と思えますが、タイ国鉄全体で、12編成のところ、高々8編成増やして、トータル20編成にしたところで、押し寄せる客に対応なんかできるはずがないと思いますが、、、。


 ということで、わずか4日後、昨日の情報。
 SRTは、今日5/3から14編成の列車を減便するとのこと。
 これは外出自粛が格上げされ、不要不急の県間移動が原則禁止に近い扱いになったためです、、、タイ政府は禁止は言っていません。ただ、検問で厳しく目的を審査するとしています。


 12編成→20編成→6編成 とダイヤは変わっています。
 上り下りでペアになっていますから、今日以降はわずか3往復しか、タイ全土で列車を運行しないことになります。


 タイ国鉄には特急、快速、普通と大きく3つのカテゴリーの列車があります。
 確実に入り口で検温出来て、座席間隔を設定できるのは特急列車のみです。
 特急であれば、チェンマイでもウドンタニ―でもウボンでもその日につく距離であり、ソーシャルディスタンスが取れなさそうな寝台仕様にしなくてもOKなので、当分の間、ごくわずかの特急を走らせるだけというのなら、わからないではありません。


 私自身は、列車旅は好きですし、機会があれば、今後も利用したいと思っていますが、もう、いっそのこと、止めちゃえば、という感じの運行状況です。


追加)
バンコク⇔ロッブリー
バンコク⇔ラチャブリ
バンコク⇔プラチンブリ
という、バンコク近郊路線のみの運行のようです。