タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

昨晩の月

 今晩、「月面『ス』」が見えるので一日前にロケハン。
 現時点で半月を過ぎた上弦の月なので、月の出は東の空。


 南面する拙宅からは見えないので27階展望台へ
 時間は午後19時前、ちょうど24時間後の同じ時間、「ス」が見えるはずです。

  こうやって見るとほぼ天頂に向いているように見えますが、実際は仰角76度です。
 現地に着いて何度か機材を組み替え、天頂が向くようにしてファインダーを覗くと、ベランダの庇がファインダー内に見える状況、残された時間はごくわずか。


 月は1日で15度分遅くなる、、、東に移動するので、今晩は同じ時刻で仰角61度の位置に見えるはずなので、もうちょっと楽な姿勢で月は見えるはずです。


 月の導入は200㎜望遠で入れ、その後600㎜望遠にするので、画角の端に庇が写っている程度では、問題なく写真撮影は出来ます、、、ただし時間との勝負で1セット撮影が終わると、もう月は庇の陰に隠れてしまいました。

 こちらはいつものSONYα1+鳥用望遠レンズ
 一旦、レンズ内に月に導入してからは、裏面のモニターで画角の中に入れつつ、シャッターを押すだけ。


 ピントはAFで連写モード。シャッタースピードは私が決めます。
 1秒30枚撮影の高速連写なので、数打ちゃ当たる式。
 実際にはピントが甘いものもありますが、露出okピントokなものもあるので、あとは選べばいいだけです。

 こちらはNikonのコンデジP-950でのもの。
 三脚に載せた鳥用ではもう捕捉できないので、手持ちで撮影。
 ピントはAF、露出も自動で撮影しました。私はシャッターを押すだけ。
 手持ちの場合、モニターで月を入れられないのでファインダーを覗いて入れ込みます。


 人間の関与としては、作例のように現像段階で月の南北を縦方向にしたいので、カメラ本体あるいはレンズ単体を回転させて、月の南北線をカメラ画角長辺方向に合わせるようにはしています。


 Nikonの場合、電子ファインダー越しではありますが、気分は望遠鏡で月面を見ているような感じになります。
 多分、望遠鏡で見ればもっとシャープなものが見えるのだろうな、、、と思い、今晩の機材構成をどうするか考えているところです。