タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

バイタク運転手の抗争

 ボルト、、、タイで営業している宅配/タクシー業者で、日本での進出はないようですね。


 そのボルトのバイタク運転手と正規バイタク業者の抗争のようです。
 ただし写真を見る限り、ボルトの方は明らかに劣勢でホンの数人。
 一方、正規バイタク業者は蛍光ラインが入った赤いベストを着ている全員なので、写真に写っている限りでもざっと20人以上。記事には70人以上が集合したとしており、Lineなどで仲間を招集したのでしょうね。
 
 「抗争」が起こったのは午前零時半、場所は夜の歓楽街ソイ6のビーチロード沿いの場所
 ソイ6で今夜のパートナーを見つけた観光客等が自分のホテルに戻る際、バイクで帰るため、ソイ6の出口のところで待っていれば、客はホイホイ。


 正規のバイタク運転手は待機場所が決まっているため、ソイの中に客引きで入ることはできません、他方、ボルト運転手はソイの中に入っていき、それ風なカップルを見つけては自分のバイクに誘導する、、、など自由に客引きします。


 正規バイタク運転手は、公共交通機関の免許、保険が必要なのに、ボルトはそれらがない中営業している、不法行為だと主張。まあごもっともな主張ではあります。


 警察の見解では、ボルトの運転手は正式な法的手続きをしていない、日本風に言えば白タク運転手なので、法律違反であり逮捕されれば必要な法的処理がなされるとのこと。


 それを笠に着て、パタヤの正規バイタク運転手たちは、バンコクなどと比べると2倍3倍という値段を吹っかけているのも事実。ただしこれも、バイタクの営業権みたいなものが公然と取引されており、客の多い場所の営業権は高価なため、バイタク運転手も元を取るためには客からボルしかないという側面も。


 タイで営業中の海外系のバイタク業者はGrabとボルトがあり、最近、Grabは警察との協議の末、ドライバーの質的向上等の対応策を取っているとのことですが、ボルトはタイに拠点がなく会社に対して規制を申し入れたり処分することができない、、、とは警察の弁。