オートガイダーで追尾精度を上げる
いろいろ棚ざらしの案件があり、星が見えなければ何もできないわけですが、昨晩は午後9時ごろまでは星が見えたので、オートガイダーを用いた赤道儀追尾精度向上に取り組みました。
望遠鏡の上にファインダーが載っていますが、お尻の部分に赤い天体カメラを繋いでいます。このカメラはモノクロ仕様で日々太陽撮影に使っているものです。
この小型望遠鏡で読みとった星の位置を10個程度抽出して、時間がたつごとにズレていく場合、逆方向に動くよう赤道儀に指示して、結果、星像を一点にとどめ置くようにしたものです。
真面目に赤道儀をセットすればズレも少ないのですが、いつもいい加減にベランダに置くだけなのでズレて当然ですが、これにより星の像はシャープになります。
右下が赤く焼けていますが、これは月の影響です。
しし座の三つ子銀河と呼ばれるもので、月はこのしし座にあります。
逆にいえば、月の光の元、よく写っています
衝突銀河、、二つの銀河が衝突している状況です
暗黒の帯が見えています。
鏡筒が400㎜の短焦点で広視界用の天体カメラなので拡大率がいささか不足気味。
次回以降、最適化していく予定です。
星が1000万個ほどあつまった球状星団。
今までで一番シャープな星像です
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