行方不明ドイツ人、同胞人に殺される
南部サムイ島の62歳、ドイツ人不動産屋が自分のベンツに乗って商用でパタヤまで行き、行方不明になっており、情報提供者に300万バーツ(1200万円)が提供されるというニュースで、パタヤのみならずタイ全土で大きな話題になりました。
ドイツ人の目的地パタヤの某駐車場で見つかり、車内で「汚れ」が見つかったとのニュース。
タイの警察制度では、警察機構の中に日本でいうところの検察組織があり、全国に跨る刑事事件で国民の話題となるような事件の場合、検察部門の副長官みたいな役どころの人、記事の中のビック・ジョーク(大きなお粥?)というあだ名を持つ人がでてきます。
タイ史上最大の被害者が出たシアン化合物殺人事件もこの人が担当しました。
マスコミによく出て来る人なので、行方不明ドイツ人の捜査を担当して欲しい、、、と家族が要望を出したというニュース。
パタヤの賃貸住宅の中に置いてあった冷凍庫の中に行方不明ドイツ人のバラバラ死体が発見されたというニュース。
パタヤのみならず、タイ全土は監視社会になっていて、あらゆる場所に防犯カメラがあり、この冷凍庫を積み下ろしする車がCCTV映像で追跡され、犯人グループが特定されたようです。
行方不明ドイツ人は殺傷され、被害者の銀行口座から複数の口座宛、使途不明300万バーツが振り込まれていたようです。
現在、警察が容疑者として追っているのはドイツ人グループ。
まあ結局、同胞のよからぬ人間に付け込まれるわけですね、、、これは中韓日印、タイに住む外国人共通です。あいつは金を持っている、という情報はまず同胞人が掴むのでしょうし、同胞人のよしみで付き合いが始まるのでしょう。
警察は52歳足に障碍を持つドイツ人女性の身柄を確保。
女性はバラバラ死体が発見された住宅の住人。
事件後女性は逃亡、身柄確保の際に「追われて死ぬくらいなら今日死ぬ」と自分の腕にナイフを突き立てたとのこと。
彼女の証言によれば、彼女の自宅に冷凍庫が運び込まれ、中身を見たら危害を加えると犯人にいわれたため、中を確認しないまま2日間、冷凍庫を自宅に置いたままにしていたが、ニュースになり、自宅から逃亡した、、、だけだとのこと。
最初の容疑者が逮捕されました
犯人は証言を拒否しているようですが、タイ人弁護士との間では通訳を介して話をしているようで、その通訳は職業倫理がないのか、通訳した内容をマスコミにべらべらしゃべっているようです
最新のニュースでは犯人グループ全員が逮捕されたとのこと。
突き詰めていえば、サムイ島に住んでいて、不動産を商っている富裕なドイツ人が、土地売買を口実にパタヤに呼びされ、同国人により殺害された、、、というものでした。
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