バイクが壊れるから乗車拒否 非難を浴びる
バイタクの運転手がSNSに投稿
太った女性客が去っていく後ろ姿と壊れたバイクのショックアブソーバーの写真
運賃は37バーツです。
ショックアブソーバーは3か月程度持ちますが、交換費用は1000バーツです。
重い人が来ても、乗せません。
この投稿に非難が集まっているとのこと。
論調は「太った人を差別するな」というもの。
タイのバイタクは許可制でバイクの待機場所も決まっていて、かつ他の運転手がそこで待機することは✖で、ある面独占的な利権を持っています。
ですから基本、乗車拒否はできません。利権と裏腹で、義務を負っているわけです。
論調ではそこを批判しているわけではなく、「太った人を差別するな」という主旨のようです。
タイでは肥満が大きな問題となっています。
多分、日本の比ではありません。
タイは貧しい国であり、食糧事情も良くなかったため、遺伝子的に栄養を溜め込む人が生き残ってきたと思われます… 米国でもアメリカンネイティブ(いわゆるインディアンの人たち)で同様の理由で肥満が大きな問題になったということを聞いたことがあります。
タイでは経済が発展し、今では食べるものに困るような人たちは少なくなりましたが、遺伝子の影響もあるのか栄養を体に溜め込む人たちが多く、特に低所得者に肥満が蔓延しているようです。
「太った人を差別するな」
自分を律することができない人たちと見るのではなく、社会として守っていかなければならない人たちだと、タイ人は見ているようです。
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