タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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ドクトリン

 ドクトリンというと、米国のモンロー主義(モンロードクトリン)とか、連戦時代だとニクソンドクトリンみたいな感じで、「外交上の基本条件、あるいは前提」のような意味で使われていました。
 日本では日常、また政治上の言葉としてあまり使わないのでは?と思っていましたが、安倍ドクトリンという言葉あったのだとか、、、


 最近、ウクライナ戦争に関する英語報道をよく聞くようになっているのですが、ドクトリンという言葉がよく出てきます。


 例えば、「塹壕前面に地雷を設置する場合の設置密度は〇個/㎡」とか、「撤退するときにそれまで使っていた塹壕は大砲で打って相手側が使えないようにして退却する」など、、、それがロシア軍のドクトリンなのだと。


 日本語訳を見ると、教科書とか基準みたいな訳語になっていました。
 上記wikiでは「戦闘教義」という意味だとしています。


 別途、「戦争教義」を調べると、昔の戦争では戦闘が始まってしまうと、小隊間の連絡が途切れることがしばしばで、一々指揮官の指示を聞きながら戦闘を進めることはできないので、一定のルールを作っておいてそれに従って小隊ごと「考えずに」行動が行えるようにしていたとのこと。
 またこれとは別に、もうちょっと大きな「攻め方」「守り方」の基本方針みたいなものも戦闘教義、ドクトリンというのだとも。