タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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なぜ「戦場に架ける橋」は白いのか?

 今朝3時に起きて星空チェックをしたとき、ふと、「『戦場に架ける橋』泰緬鉄道メークロン橋はなぜ白く塗装されたのだろう?」というかねてからの疑問が頭に浮かび、しばらく寝られませんでした。


 私の知る限り、誰も指摘していませんが、なぜこの橋梁は白っぽく塗装がされたのでしょう?なにぶん、カラー写真が残っていないので、白なのか明るい灰色なのかは不明ですが、少なくとも黒っぽい塗色ではありません。


 泰緬鉄道で最も建設に時間がかかった部分であり、出来た頃には英軍の航空優勢下で爆撃対象だったはず。なぜ明らかに目立ち、爆撃目標として視認しやすい白系の塗色にしたのでしょう?

完成直後の「戦場に架ける橋」
コンクリート脚が日に浴びて白く見えますが、桁も白く見えます

 橋梁中央部3径間が爆撃で落ちて、仮ベントを立てて暫定橋を架けようとしている時点です。これも桁は白く見えます。

ちなみにタイ国鉄北線のチョンプー橋は、戦争中に村人により黒く塗られたという話が伝わっています

 Thansawath Saranyathadawong
This photo taken after the war. And after the bridge was repair. That we can see the part of spans in white or light color. Not back or dark color.
 フェイスブックで上記を照会したところ、タイ人の方から送られてきた写真。
 確かに、以前の戦場に架ける橋は白っぽい橋だったようです。


 しかし、なぜ戦争中に目立つ白い橋にしたのかは不明のまま。