今日の太陽
Φ40㎜での太陽全球
画角的にちょうど全球が収まっています。
画像的には結構荒れているので、Φ72㎜による拡大撮影に比べるとちょっと無理くりなのですが、インデックス代わりに使う手はあるなと思っています。
Φ72㎜は鏡筒のバランスから天頂プリズムを使用していますが、これは画像が鏡像になってしまいます。天体写真は一般に天地逆なわけですが、その上、左右逆の鏡像になってしまうと、太陽面での位置的なものがわからなくなってしまいます。
これは同じくΦ40㎜での全球プロミネンスです。
基本的に最前の写真と同じ画角なので、生じているプロミネンスの位置と、太陽面の黒点などの位置が一対一対応ができ、これも大きく言えばインデックスのように使えます。
Φ72㎜でのDaystarQuarkProminenceアイピースによるプロミネンス
先ほどの説明のようにこれは天頂プリズムを使っているので、元の写真は鏡像(左右逆)になっていたので、現像時点で画像反転して上記インデックス図と同じ向きに変えています
Φ40とΦ72を比べると、淡い吹き上がりの細かさがΦ72の方がよく出ています、、、まあ当たり前ですが。なお、形状は撮影時刻がズレているので、一致しません。
こちらは同じ太陽アピースを光球面に合わせて撮影したもの。
正方にカットしています。
10度ほど時計回りに回転していますが、冒頭写真の斜め左上方向が拡大されています
こちらは同じく冒頭写真の右下方向。
DaystarQuarkProminenceアイピースには4.2倍のバローレンズが内蔵されているので、Φ72㎜、焦点距離400㎜の鏡筒に、センサーサイズの大きなApollo-M MAXを組合わせても、光球面の1/3程度しかカバーできません。
目下の課題は画像合成ソフトで、全球面の合成写真を作成することになります。
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