偽僧になって密入国/不法滞在
タイ南部マレーシアに接するハジャイで、バングラデシュ人7人が逮捕されたという事件
仏教僧を装ったバングラデシュ人男性7人が不法入国のかどで起訴されたとのこと
彼らはビルマから山岳部「自然国境」を通って(国境検問所を通らないで)タイに入国
マレーシアに向かう途中、ハジャイで滞留、匿名住民からの密告により逮捕された模様。
彼らは頭を剃り僧衣を着て、当局の監視をかわそうとしていたとのことで、所持品を捜索すると普段着も所持しており、僧体は偽装。
察するに、僧侶の格好をしていればタンブンもされますし、路銭も恵んでもらえるのでしょう。
記事ではタイビルマ国境のタークから密入国とありましたが、ビルマはバングラデシュとも陸続きなので、結局、バングラ⇒ビルマ⇒タイ⇒マレーシアと移動するつもりだったようです。日本人としては理解できませんが、大陸で陸続きなので、こういうことが可能なんですね。直線で結んで2300㎞。
路線バス乗ると途中で検問がありますが、地元でミニバンを雇えば時に裏街道を通るなどしてバンコク辺りまで出られるのでしょうし、バンコクから南に下る分には警察の検問もありませんし、特に僧侶の格好をしていればノーチェックなのでしょう。
供述によれば、彼らはタイ最南端のナラティワート県まで行って、そこからマレーシアに渡ろうとしていたようです。
ハジャイもナラティワートもイスラム圏なので、イスラム国であるバングラデシュ人を保護してくれる組織もあるのでしょう。またマレーシアもイスラム国なので意外と確立されたルートがあるのかもしれません。
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