Φ203㎜鏡筒の準備
今朝朝4時にベランダで空を見たところ、星2つ。
雲の隙間からというよりは薄雲が被って見えたため、この時は望遠鏡の準備はせず。
よく考えてみたらもう10月初旬も終わるころなので、雨季明けはまだ20日以上先ですが、数日に1度くらいは星空が出てくるころ合いなので、その時ようの準備をせねばとΦ203関連の組み立て。
次回帰国を待たないとレデューサキットが来ないため、それまでは焦点距離2032㎜で見えるものを見るという体制。
当面の想定は惑星状星雲。視直径が小さいので拡大して見る必要があり、単位面積当たりの明るさも明るいのでF値が大きくてもイイだろう、、、し、Hαで光っているのでパタヤの空でも見えそうな対象。
主鏡筒にはASI533(11.3×11.3㎜センサ)
副鏡筒はAskarFRA180にASI662(5.6×3.1㎜センサ)
ASIAIR接続で画像コントロール
現時点で昼間はΦ72㎜で太陽を見ていますが、それとは機材は被っていません。
ちなみにケーブルが煩雑に見えますが、ASIAIRとカメラ間のケーブルは基本50㎝長にして余長を短くしています。
長いのケーブルは赤道儀コントロール用ケーブルと赤道儀からの電源供給ケーブルです。
サブのAskarFRA180は主鏡を使っての自動導入ができない場合のバックアップとして載せています。
主鏡筒で導入が難しい理由は様々あり、
・画角が狭い
・そもそも鏡筒が暗い
・Hα用フィルタを使用するので透過光が少ない
、、、
副鏡筒であれば、画角が広く、明るく、フィルタも透過性大。
これは主鏡筒でM46散開星団の中にあるNGC 2438を見た時の画角です。
惑星状星雲を見る場合にはこの程度の大きさで見たいと思っています。
こちらが焦点距離180㎜で見た図。これなら悠々自動導入できるだろうと思われます。
空の具合によるとは思いますが、まずは主鏡筒で自動導入をしてみて入ればそれでよし、ダメであれば副鏡筒で自動導入し、入った段階で主鏡筒側のカメラに切り替えるという段取り予定。
光学ファインダー、FRA180 、Φ203の芯を合わせて2台の天体カメラのピントを合わせた状態で待機させるつもりです。
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