ピックアップトラックがバイクを引っかけ、バイク運転手に重傷を負わせ、トラックはバイクを70m引きずって止まり、運転手は逃走したというお話。
　よくある事件というか、タイでは日常茶飯のひき逃げ事件ではあります。

① ナンバープレート番号BT 〇〇〇〇ウタイターニーの黒い日産ナバラ
　ピックアップトラックの詳細がそのままメディアに掲載されています。
　ウタイタニ県のナンバープレート。BT 〇〇〇〇で番号まで公開。
　仮に車両が逃走しているのであれば、情報を得るためにも車両の詳細を公開する意味はあると思えますが、車両は現地に残しているのだし、こんなことまで記事に書くかなと思ってしまいます。

② 44歳のア〇〇ソーン・ブンダであることがわかる運転免許証
　車両は現地に残されていて、車のキーも残っていたとのこと。
　そして車内には、運転免許証も。そして表記の記載氏名も公開。

　ただし現時点でこの免許証が運転手本人のものかどうかは不明なんですよね。

　これが銃乱射の犯人とかであれば注意喚起も含め、身寄り知人に広く情報周知、容疑者逮捕というよりは危険を知らせるという意味で容疑者と思しき人物の名前を公開することに意味はあると思いますが、交通事故犯、過失傷害でしょ、ここまでやる必要あるのかな？

　政府/警察に人権的な配慮がないといわれるタイですが、そう批判するメディア側にも人権意識はないように見えます。