今年初のそれなりのオリオン大星雲
10秒露出の写真を70枚ほど重ね合わせ合成させたものです。
パタヤの星空なので微恒星は写りません。
また赤道儀の設置精度がボロボロなので、たった10秒露出でも星はガクガクに動いています。これを重ね合わせると1回ごとの細かいズレは消えてまあそれなりに見える絵柄にはなるのですが、そんな状況なので微星はノイズに埋もれてしまいます。
M42を中心から外しているのは左上に「ランニングマン星雲」を入れたためですが、白地に赤くランニングしている人が見えるはずですが、心の眼で見ないと見えませんね。
現時点だと午前4時過ぎにならないと赤い星雲が見えてこないので、軽量赤道儀に載せてコンドミニアム敷地内遠征を考えたいと思っています。
午前零時からベランダ観望開始。
前半はΦ203㎜の調整、後半がこのΦ120㎜での試験稼働とオリオン大星雲の撮影。
Φ120は実売5万円の格安望遠鏡をHα線に特化させた形の望遠鏡なので、Hαを出していない銀河や星団はショボく見えます。また広がりのある星雲を対象に焦点距離を短く設定しているので、広い画角の真ん中にポツンと銀河あっても、、、という画像になってしまいます。
M42が見えるまでの1時間半ほど、そういったショボい画像を見ていましたが、
・電動フォーカサによる星のピント合わせ
・プレートソルビングによる星の自動導入
など技術習熟が必要なので現時点では特に飽きず時間を過ごせました。


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