昨晩の星見
昨晩は2部構成
7時過ぎから10時ごろまでと、午前2時から4時半まで。
第一部は結局、機材調整に終始。
薄雲が覆っている状況で星として見るのは土星とみなみのうお座のフォーマルハウト。
追尾用スコープ、導入用スコープそして主鏡でピント合わせ。その後、導入用と主鏡の芯合わせ。
明るい星しか見えないので、自動導入しようにも粗々の方向には向くものの、芯に入らないので最後はファインダーで入れるなど、数十年前に戻った感じの操作。
土星は仰角の大きい位置にいて、モニターでは見ましたが撮影するまでに足らず、、、今となっては動画を撮っていれば画像処理の教材に使えたなと後悔。
おおいぬ座の惑星状星雲IC2165 事前の調査リストに載っていないものです。
雲があちこちにあり、開けているのがシリウスおおいぬ座方向だったので、星座アプリでおおいぬ座を見たところ、惑星状星雲の印があったので導入。
画面ほぼ真ん中ちょっと下の面積を持った星です。
これで10等級です。
例えばシリウスなど明るい星は、画面上では大きく丸になっていますが、10等級といえばまあまあ暗い星です。普通だと点状になっています。
その10等級がちょっと大きめに見えていますから惑星状星雲なんでしょうね、、、と後付け
見ている時は半信半疑でした。
惑星状星雲は恒星が寿命の末期にガスを周辺に放出し、中心核で星として残った白色矮星から紫外線等が発せれられることにより、この広がったガスが光るもののなので、等級が暗くてもそこそこ目立つように撮影できます。
画角は0.15分、秒だと9秒の画角。ちょっと小さいですね。
センサーの小さな惑星用カメラで撮影することになりますが、無理なく写せるのが40秒程度なので、昨晩はカメラを入れ替えず、、、カメラを入れ替えるとピント調整からのやり直しなのでちょっと億劫です。
ピントはフォーマルハウトでジャスピン
これは動画撮影中の木星です。
ピントはあっているので縞は見えますが、西の空低空なのでボヨンボヨンと変形を繰返しています。
木星を撮影したというだけ、証拠の品。
惑星を撮るのであれば、大気の影響の少ない天頂付近ですね。
今の弱小ポタ電でも3時間くらいは稼働可能なので、折を見てΦ203+AM5赤道値を外に持ち出して撮影してみるか、、、ですね。
最後、駆け足でいつものM42。
ちょっと画角下目でしたね。
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