ロバの橋
先日、角川ドワンゴが運営するN高校に登録。「幾何学の歴史」を履修中です。
入学まではしていません、体験聴講生という立場です。
題材はユークリッドが紀元前300年ごろに著述した「原論」に基づいてユークリッド幾何学を勉強し、最後は非ユークリッド幾何学をちょっと学ぶという内容です。
「原論」に「ロバの橋」と呼ばれる証明問題があります。
証明すべき命題は、「二等辺三角形の底辺の両端角度は等しい」
ユークリッドが用いた証明のための図が「ロバの橋」と呼ばれているようです。
ちょうど三角形の底辺が橋げたで、下から部材で支えているように見える?からなんでしょうか。トラス部材としては意味がないようにも見えますが、まあそれはともあれ。
「原論」を頭から勉強していくと、最初に躓くのがこの命題証明であるとされ、
「ロバ(=愚か者)はこの橋を渡れない」=「ここで挫折する」という含意があるようです。
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