メビウス経緯台の調整
今日も手軽にCORONADOΦ 40㎜で太陽観察
ちょっと目立つプロミネンスが見えました。
望遠鏡を支えている経緯台はKenko×BORG MOEBIUS M-M5経緯台。
微動ノブが付いていますが、
・微動ノブがすぐ外れる
・水平方向は「比較的」確実に微動ノブを廻せば回転する
・鉛直方向は仰角を上げる側には「たまに」動くが、下げる方向はほとんど空回りする
という状況。
こんなものなのかな、、、と諦め半分。
今年4月に販売開始。
販売日にポチったごく初期の購入者になるわけですが、その後いいとも悪いとも評判を聞かず、改めて「まあこんなものなのかな」。
これは水平軸です。
プラスチックのカバーがあります。
カバーをとるとこんな感じ。
六角レンチで軸にかかるトルクを調整できる仕組み。
いままでこれを絞めたり緩めたりして具合をみていましたが、緩めれば空回りするだけだし、キツク締めても状況は変わらずという感じでここ半年以上使っていました。
「まあこんなものなのかな」
今日初めて気が付きましたが、ノブの軸受けの締め具合を調整するみたい?な、ネジを発見。太めのネジと内側に細いネジが見えます。
確かめたところ、太めのネジはキツメに締まっていました。
これをほんのわずか緩めたところ、あら不思議、ノブを廻すと軸が回転するようになりました。今日の段階では細いネジは触っていません。
Φ40㎜太陽望遠鏡は使用している望遠鏡では軽量級の鏡筒なので微動ノブが作動したのかもしれません。それでも従前はノブを廻しても動かなかったものが調整後は微動できるようになりました。
ではということで、月面撮影用のSONY鳥用カメラ/レンズ。
水平方向は微動が可能でした。
仰角が低い状況では鉛直方向に上げるのも下げるのも可能でした。
仰角が高い状況では上方に持ち上げる方向には作動するものの下げる方向は動きません。
銀色のバーが見えますが、このバーに力をかけながらであれば微動ノブは作動します。
冷静に考えれば、
・機材が重い、、、3㎏+Lベース重量
・カメラを外側に設置しているので面外モーメントが大きくなる
・カメラの重心が軸から外れている
なども考えられ、許容の範囲内かとも。
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