児童買春のドイツ人 帰国したドイツで逮捕
タイで児童買春をして警察に100万バーツを賄賂として渡し自国ドイツに戻り、安穏な生活を行っているとする55歳男性がドイツメディアの取材を受け、その次第がドキュメンタリー番組として放映され、ドイツで大きな問題となっているという事件。
タイ警察等の情報によれば
・容疑者はドイツで逮捕されタイ当局が事情聴取を行う予定で拘留されている
・事件が発生した「コブラ・ビア・バー」は5年間の閉鎖命令を受け営業休止中
・本件は首相の命令で、タイで著名な検察官が担当しているとのこと
・収賄側のパタヤ警察署では3人の警察官が捜査を受けているところ。
前警察署長は定期的な人事異動で他部署に異動したとのこと。
・警察官に対する嫌疑は
・容疑者に関してドイツ大使館に通知していない
・容疑者のビザを取消していない
・タイ入国管理局への通知を行っていない
、、、要は事件をうやむやにしたという疑惑
・本件についてはアメリカ国籍の人物が関与していて、タイ国外から逃亡中であり米国大使と面談予定とのこと
本件については、当該ドイツ人の弁護士と名乗る人物が経緯を説明?していて
・100万バーツの内、50万バーツは裁判所への保釈金、残りは法定費用として使用された
・ドイツ人は出国を許可されたが本来であれば2022年11月にタイに戻る予定であった
(でも戻らなかった)
・ドイツ人が出国を許可されたのはタイ人妻がいて、タイ国内で事業を行っていたため
(多分、タイに戻るだろうということ)
・出国理由として、ドイツ人の海外口座が閉鎖されたため、ドイツで手続きを行うため
弁護士的には正当な手続きで一時的な出国を許可されたが、容疑者は戻らなかったと主張していますが、現実的には多額な「法定費用」が発生して、かつパタヤ警察は事件を大使館や入管に報告しておらず事件をもみ消すような対応をしていたことになります。
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