昨晩の星見
午前1時20分に目覚めてさっそく駐車場へ。
鏡筒を2本用意していて、従前のΦ120㎜と焦点距離280㎜に調整したΦ72㎜
早い時間帯だとアンドロメダ銀河やカリフォルニア星雲など大きめの天体が見えそうなのでとΦ72を用意しましたが、これらを見るためには午前零時前でないとダメなようです。
頼りなかったカメラ用三脚をやめて、自宅ベランダで使用しているAM5用の三脚と延長筒に白い赤道儀を載せています。分割は容易ですが延長筒+三脚で持ち運びました。
脚はカーボンファイバー製です。延長筒は重いものを載せるためにごつい鋼製ですが、全体の重さとしては見た目ほどの重さはありません。
昨晩は何やかや、オートガイドの設定で2時間以上を費やし、結局、ノーガイド状態。
最初に機械のバックラッシュを解消するためにキャリブレーションを行いますが、いつもより倍くらいの時間をかけてキャリブレーションを行い、最後は上記のような警告文。
「星が十分に動かない」?
従前は重めのΦ120を載せてもキャリブレーションをして起動していたのですが、機嫌が悪くて重いのは嫌だといっているのかと思い、下記のΦ72㎜に乗せ換えましたが状況は変わらず。
オートガイドが作動しないままtracing 追尾するとドンドン星が画面内で動いていきます。tracingボタンを切ると別の方により早い速度で動きますので、赤道儀としてはtracingは行っているようです。ただしその制御ができていないという状況のよう。
考えられるのは赤道儀の設置精度。
機器はレベルになるように設置していますが、天頂方向しか見えない場所での観望なので南北もよくわからず、最初、リゲルやシリウスなどの明星を導入させても、ずい分と違う方向に向いていました。
赤道儀の据え付け精度については要検討です。
軽いΦ72鏡筒を載せた図
鏡筒重量が1㎏強軽くなるのと、鏡筒が圧倒的に短くなるので見ていて安心できます。
この鏡筒は冒頭で書いたように大きな天体を見るために画角を広めたものなので、Φ120の代わりにはなりませんでした。
3秒✕14枚
敢て5秒では10秒ではとは試みませんでしたが、30秒に露出を伸ばすと星は線状に大きく流れます。
それにしてもM42は明るいですね。
3秒✕22枚
対してバラ星雲は元が暗いので、3秒だとはっきりしませんね。
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