大通りを自撮り棒を持って歩く女性
自撮り棒をもって交通の行きかう大通りを歩く女性。
10万人のフォロワーをもつ著名なインスタグラマーであるとのこと。
当然危ないわけで、事故にあうから危険な行為はやめてと指摘すると、彼女曰く「自動車の方が避けてくれるから安全」とのこと。
この女性の父親は元上級軍人。
タイには明確な意味での上級国民と呼べる人たちがいて、
王族、地方貴族の末裔、上級位の軍人/警官/行政官など。
タイは王国なので、王族が優遇されるのは言うまでもないのですが、王朝が100年以上続くと、王族の親戚筋である貴族たちが地方の有力者となって地方を支配し、コネだけで栄達できる軍人や警官あるいは行政官などを占め、また後からタイに入った中華系の人たちも経済的に裕福になると積極的にそういった人たちと結びつき、上級国民層を形成していきます。
一般にこういった人たちは高等教育を受けており、国家を正しく導けるだけの素養はもっているはずなので、この人たちが活躍すればタイはもっと良い社会になるとは思います。
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