旧暦2033年問題
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いつもは天体写真の画像処理を投稿されている方が、日本人の多くが大安とか友引など生活のいろいろなところで気にしている旧暦の制作で2033年に暦が決まらないという状況になっているというお話をまとめた動画です。
現在使用されている旧暦は「天保暦」というものですが、われわれが日常使用している太陽暦であれば、1~12月が順序良く並んでいるのに対して、月と太陽の運行具合で調整の入る旧暦では「閏〇月」というものが時に生じます。
現在の旧暦は、天保暦を元にして作られていますが、その責任組織はありません。
もちろん暦を発行している組織はありますが、暦そのものを天体観測で修正して「お守している組織」は現時点ではなく、単純に江戸時代作られた天保暦に従っているだけです。
となると、非常に例外的に起きる暦と天文運動に誤差が生じるような場合、どう修正してよいのか、だれも責任をもって「こうだ」いうことができなくなっています。
昔は天皇家が暦を管理していて、土御門家とかが管理していたわけです。
旧暦の2033年問題とは、「閏月をどう設定するか?」というところで生じものです。
従来では何となくの原則があって、その原則に従うと閏月について何の問題もなく設定で来たのに、2033年はそれができないようです。
大安とか友引はわれわれが日常生活でも使う旧暦です。
これらはどう決まっているかというと、旧暦〇月▲日の場合、〇+▲で計算された数値を6で割った余りの数で大安等を割り振っています。逆に言えばそれだけのものなのですけども、、、
だから旧暦2033年に生じる閏月がどの月になるかで、月の呼び名がひと月ズレ、これによって大安友引がズレてしまいます。
現時点でどのように閏月を設定するか決まっていないようです。
だから、
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