タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

月の大きさが大きくなった、、、よく考えれば自明

 この写真は前回の満月ちょい過ぎで撮影した月写真。
 この時の撮影条件は、
 ・NAK27SP鏡筒
 ・kenkoクローズアップレンズNo.5
 ・Apollo-M MAXカメラ


 MAKの焦点距離は1500㎜であり、これで月面を写すと全景が撮れないので、クローズアップレンズを入れ込んで焦点距離を短くして月全景を撮ろうとした試み、、、半ば成功しています。


 ただし月全景は入ったものの余裕代がなく、この時の報道で「最小の満月」という内容のものがあり、月が地球に近づき大きくなると全景が収まらない可能性があると思われ、2月一時帰国でクローズアップレンズNo.1を購入し、No.5と2枚重ねにすれば焦点距離がより短くなり結果として望遠鏡倍率が下がり全景が入るであろうと、、、


 帰国後、No1+No.5として地上風景で確認したところ、1割ほど画角が広くなりこれでまあまあいけるのではと思ったところ。

 こちらは先日の新月で月を撮影したもの。地球照が薄っすら見えるので月の全体範囲が確認できています。
 黄色い点線枠は冒頭で示した前回満月時の月の大きさと等しいものです。


 エッ?


 No.1を追加したので画角が広がり結果として月は小さくなったはずなのに月の大きさはほぼ同じ?
 ちょっと頭の中が混乱しました。

 さっそく、Φ127を持ち出して、No.1有り無しで画角がどう変わるか確認したところ、確かに以前検討したようにNo.1を+アルファすると10%近く画角が広がることは間違いありませんでした。


 考えてみれば大いにありうる話で、月の公転により前回満月から今回新月はおおよそ180度、月は真反対側に移動したわけで、前回が最小の満月なら、今回は最大の新月に近いとなり、逆に考えればNo.1を入れて画角を広げた効果で、カツカツ全景が収まったとなったようです。


 ただしこのままではカツカツ度合いは軽減されておらず、写真としてもなんとも窮屈なので、次回一時帰国にNo.1より一段階きつめのNo.2クローズアップレンズを購入せざるを得ないかなと考えているところです。