タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

あとは流れで

 昨日Youtubeを聴いていると「あとは流れで、、、」みたいになるんですよねと一方の出演者が言うと、他方がもう今の若い人はそんなこと言ってもわからないんじゃない?と。


 私自身、会社で例えば、宴会みたいないつも行う行事で、最初挨拶があって、その後は順次飲み会、、、みたいなときに、「あとは流れで、、、」というように使っていたので、今の人は使わなくなったのかな?と思っていたところ、どうもそうではなさそうなのでいろいろ調べると、、、


辞書を引くと、
「あとは流れで」は八百長を示唆する言葉
 八百長ややらせなどを意味する言葉として用いられ、主にスポーツでそういった事があった際に使用される。
 この言葉は2011年に判明した大相撲の八百長問題でのメールのやりとりが元ネタ。


 前年の2010年におきた野球賭博問題の捜査で力士の携帯電話のメールを調べていたところ、八百長の問題が発覚したというもの。力士同士が星の貸し借りをしており、次の取り組み内容をあらかじめメールで打ち合わせしていた。結果的にはこの問題により翌月開催予定だった春場所は中止。


 この時に幕下の恵那司から春日錦に対して送られたメールの内容が「立ち会いは強く当たって、あとは流れでお願いします」というもの。他にもメールのやりとりは公表されたのだが、取り組みの内容を具体的に表したものでインパクトもあったことから広く知られることとなった、、、とのこと。


 2010年、2011年というと私がベトナムへ赴任していた時のことで、薄っすらYahooニュースで知っていはいたものの、「あとは流れで」が八百長を示唆する言葉という非常に限定された意味になったとは知りませんでした。
 日常生活で、、、例えば宴会の場で「堅苦しいことは終わりましたので、あとは流れで、、、」などと使えなくなったのでしょうか?