さすが中国
写真左、子供なんでしょうが、比べると太い鏡筒でしかも長い。
でもこれって幾らかでも望遠鏡に知識のある人が見ると、偽物と直ぐ判断できます。
望遠鏡は
①鏡筒の根元にある反射鏡で光を集め鏡筒先端側で星を観る、、、反射式
②鏡筒の先端にレンズがあって鏡筒のお尻側で星を観る、、、屈折式
③鏡筒の根元に反射鏡があり、反射した光を先端側で再度反射してお尻側で星を観る、、、屈折反射式
写真で見ると①か③ですが、
①だと先端のレンズを支えるには鏡筒が華奢すぎる
②だと筒が長すぎる
++++
Xの記事にあるように、実際には20㎝程度の望遠鏡が中に入っていて、外側は単なる見せかけ、客寄せの張りぼてだそうです。
昔、浅草の見世物小屋で、板に血を塗って大イタチ(板+血)とした見世物があったとか
本物の月を見せるだけまともですが、科学に求められる真面目さがないとか、人々を騙すことを厭わない態度というか、それでも科学に興味を持たそうという仕組みなのか。
これが無料(あるいは廉価な料金)でやっていればまだ許されますが、見せかけの巨大な鏡筒を示して、その対価として「法外な」料金を取っていれば、それは詐欺なんでしょうね。
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