95%のタイ人が、外国人入国を禁止すべき
いささか過激な調査結果ですが、タイ人の一つの方向性ではあります。
タイ人は我慢したのに諸外国は我慢していないといういらだちなのかもしれません。
情報を提供するということで、政府直轄のCOVID19管理センターが毎日情報提供し、それがニュースになり国民周知されたわけですが、同時に諸外国で無対応あるいは対応遅れで感染者が止まらず、また死者数も増加していることも知れ渡りました。
純粋に比較という意味で議論すれば、無軌道な自動車運転で発生している交通事故死者数など、比較対象はあるはずですし、例えばデング熱などタイにおいて致死率が高く死亡者数も比較にならないほど多いものもあります。
ただし、交通事故もデング熱も政府として、国民生活に影響を与える形で抑え込もうとはしていないので、失業/事業停止/学校閉鎖という実害を受けて、COVID19に嫌悪感が強いのだと思います。
95% say 'no foreigners' to prevent 2nd Covid wave: Poll
約1500人に対して行われたオンライン調査の結果。
COVID19に感染したエジプト兵士とスーダン大使子女が、故意ではないにしろタイの検疫システムをすり抜けて入国した後で行われたもの。
+ 94.5%がCovid-19拡散の第2波を防ぐため外国人の入国を禁じるべきとした
+ 上記2事例について、
52.2%が非常に心配。39.7%がかなり心配。6.6%わずかに心配。1.5%心配なし。
+ Covid-19が再度蔓延することについて、心配なこととして(複数回答)
94.5%失業、 92.0%が事業の停止、84.2%が子供の学校教育。84.2%ロックダウン
+ 今後の状況として、
73.8%がタイが2回目のロックダウンを発表する可能性は高いと考え
86.4%が海外から帰国する人々のスクリーニングと検疫のプロセスは厳格化を求め
83.8%が屋外のマスク着用と、手洗い励行が必要とし、
81.4%がウイルスに関する正確で明確な情報を提供する必要があるとし、
76.7%がCovid-19検査を無料で提供すべきとした。
+ COVID19懸念解消に政府として行うべき施策として、
47.4%が「特権のある」人々に対しても、厳格に検疫プロセスを実施する
33.4%がタイへの外国人の立ち入り禁止に違反した者には罰則を科すべき
23.2%が政府がCOVID19関連の問題を迅速に解決する必要がある
とした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。