タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行 21 アユタヤ県行 ⑬

 パトゥンタニ県、チャオプラヤ川と平行する国道3111号の間。1.8㎞ほどの間のBang Pho Nua運河には30橋ほどの私設橋が架かっています。運河そのものも幅が狭く、かつ基本的に歩道橋なので、簡易的な橋梁構造で架けられています。どれがいいとか悪いとかではなく、形の面白いものをご紹介します。

 画面の奥がチャオプラヤ本川で、運河の一番の出入り口に架かる橋です。
 この橋梁はほぼすべて鋼材で組まれており、30橋の中で一番ゴツク出来ています。

 何となくバイクで渡りたくなってしまうので、あえて両岸に階段を設けて、人道専用であることを示した橋。
 多くの橋で橋の上に扉が設置されています。安易に橋を渡ってほしくないためか、橋の手前側に入り口があります、、、これって、川の上は自分の縄張りという意味?

 木造主体の橋に、斜めに鋼材を足しています。鋼材の配置がいいかどうかは??ですけど。

 手すりがトラス形状ですが、構造は木製の桁でモッテいます。手すりは意匠的で、「頑張っている橋」だと思います。

中央支間は鋼桁です。通いなれた人だけが渡る橋なのでしょうが、手すりは欲しいですね。

この橋、同じく鋼桁ですが、橋脚は1本の柱ですね。橋脚から四方に方杖を張り出して桁を支持しています。面白い構造です。

 入り口の扉に力を掛けています。実際、こんな感じの手すり形状は珍しいと思います。多分トラス形状からの発想だと思いますが、桁とのバランスを考えると、構造的には寄与していないように思えます。普通に縦横の部材で組んだ方がいいと思いますけど。

方杖と斜吊りですね。斜吊り材を水平材で繋いでいます。これって手すり替わりなのかなあ?

方杖が一面しかありません。多分、捩じられると思います、、、まあ、小規模だから気にしないか。

 なんか、扉がトップヘビーで、倒れそうというか、扉が倒れたら橋も落ちそう。

 複雑に絡み合った橋です。基本構造は鋼桁です。竹材が立っていますが、意匠です。
 手前側に新しいカフェがあり、対岸を整備中。

 インスタ映えする装置も、対岸にあります。
 最近、タイで流行の、「田んぼを見ながらお茶をする」というコンセプトの施設です。

 最後のこの橋で〆るのに躊躇する橋。
 幅員は30橋のうちでもっとも広いです。自動車も走行な可能な幅員ですが、バイク用に幅員中央に板が敷いてありますから、バイクのみを対象にしているのでしょう。
 見た目煩雑なのは、手すりが設置されているものの老朽化なのか、何らかの外力により破壊されたのか、手すりが通っていないからです。まあ個人が使う橋だからこれでもいいのでしょう。