タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

200人/日が目安

 インドネシアのタイ大使館文書によれば、インドネシアは外国人の入国を一時停止したようです。
 日本も昨日から外国人入国停止をしていますから、同じ流れなのかも。


 日本での外国人入国停止は、外的要因=感染力が強力なウィルスですよね。

 一方で、上記は12月28日、タイ保健省発表のタイでの感染状況です。
 一番左が検査陽性者数で、+144人/日という状況。


 この数字には、海外からの旅行者に課している14日検疫で見つかった陽性者/発症者も含まれ、この日は14名いたようです。

 現下、エビ市場関連の陽性者が全国に広がっており、昨日段階で全国45県で確認されています。サムットサコンでの集団感染が発表されてから10日以上経ってからの新規発生なので、相当程度、それら感染者からの2次感染/3次感染が発生しているのだろう、、、と思われ、今後、陽性者数は指数的に増加していくのではと推測されます。


 これに加えて、上図で「92」はラヨーン賭博場での急増化、また隣の「24」はパタヤを含むチョンブリ県での感染者数ですが、これまた急上昇中。


 タイは、他の東南アジア諸国に比べて、外国人観光客に門戸を開いているという点では随一に近い政策を取っています。これはGDPの12%を観光収入に頼っているという要因もありますが、周辺諸国の中では医療水準が高く、保健当局がCovid-19押さえ込みに自信を持っているからです。


 保健当局が繰り返し発言しているのは、Covid-19をゼロにすることはできない、withコロナ前提で考える必要がある、200-300人/日程度の発生に、タイの保健医療制度は耐えられる、、、ということです。


 今後、国内感染が広がり、200人/日を超える水準になると、「こんな状況下で入国外国人のCovid-19感染者の面倒まで見るのか?」という議論がでてくるのではないかと、危惧しています。
 
 つい最近、タイは日本も含めた諸外国にビザなし渡航を許可しています。これに加えて感染力が強いウィルスの影響で、入国外国人の陽性者数も増加するだろうと、ごく単純に予測できますので。