タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

ぶた肉価格が上がったわけです

 タイは昨年、Covid-19のパンデミックの中で、全体の輸出は6%減少しましたが、タイはアフリカ豚コレラが発生しなかった数少ないアジア諸国の1つであったため、生きた豚の輸出額は339%増加、また冷蔵/冷凍/加工された豚肉の出荷量は69%増加したとのこと。


 タイが昨年輸出した生きた豚のうち、隣国のカンボジアが61%、ベトナムが26%、ラオスが10%、ミャンマーが3%を占めたようで、これらは種豚になるのでしょうか。


 タイからの冷蔵および冷凍豚肉の約95%が香港に行き、香港の豚肉市場におけるタイのシェアは、2020年には前年の3.3%から14.2%に上昇したようですが、これらは加工され中国本土に輸出されるようです。


 一方、加工豚肉の輸出の約83%が日本に、約8%が香港に向けられています。タイは人件費がまだ日本に比べると安価であるため、パン粉を付けて揚げるだけにしたトンカツとか、あるいはレンジでチンすればいいだけの冷凍食品なんでしょうね。


 タイ商務省によると、今後2年間は、豚コレラの影響はあるようで、タイからの輸出はトン数、金額で増加していくだろうとのこと、、当分、高い豚肉を買わざるを得ないようです