タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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タイ国内旅行 27 北部低地 ㉛

Wat Thewa Prasatの橋
橋長130m、主塔間100m 斜張橋
 今年3月の北部バイク旅で訪れた橋の再訪。
 熱帯の空に金色がよく似合います。

 金色に塗った橋ですが、日本で金色に塗った橋って、、、記憶がないというか、多分ないんじゃないでしょうか。でもまあ、それが不思議に感じないタイではあります。、、、タイに住んでいると、ですけど。

 斜張橋は橋を斜めに吊り上げるため、吊り橋より高い主塔になります。
 ケーブルを斜めに引き上げるので、主塔が低いと、上方向に持ち上げる分力が小さくなるからです。


 主塔は5段の梯子を斜めに立て掛けた形ですが、橋軸方向にも横桟を入れて四角く補強しています。見ようによっては煩雑さがありますが、構造的にはシンプルです。


 杭が河川から立ち上がっていて、平たい台(フーチング)があり、これに主塔が載っています。脚部材は土色に汚れていますが、洪水時水が上がってくるからです。日本的な目で見ると、洪水で流木やゴミが流れてくるわけですが、この橋脚下部に物が絡みあったり水が堰上がったり大変だろうとは思います。

 ケーブルも金色。ケーブルは手前側に伸び、地面に埋め込まれたアンカーと接続します。この橋梁ではメンテナンスできるように、接続部が地面から出ています。通常この辺りはゴチャゴチャしていますが、本橋では接続具も含め金色に塗られ、白いかごで保護されています。


 橋へは斜路を上がります。

 橋面は鉄筋コンクリートです。


 橋向こう正面に寺院があります。橋の塗装として、金色と、それ以外を白く塗った色の取合は、好ましく感じます。主塔の金色も内側は白く塗り分けていて品よく感じます。

 斜張ケーブルは背面側アンカーから伸びたケーブルが、桁側取付金具でUターンしてアンカー側に戻る形になっています。

 桁側のケーブル端ですが、当然ここも金色です。
 金色であれ何であれ、防食のため塗装しなければならないものなので、塗られているだけヨシ。

橋の正面にWat Thewa Prasat。watは寺、Prasatは格式のある寺につく尊称。
寺院は当然金色、大仏も金色。


 山門から含め堂も含め、当然大仏も含め金色に塗られているので、橋が金色でも違和感はありません。